工学部【社会⼯学科(建築・デザイン分野/環境都市分野/経営システム分野)、大学院工学研究科 工学専攻【建築・デザインプログラム/環境都市プログラム/経営システムプログラム】は、建築・デザイン、環境都市、経営システムに関する課題を解決し、持続的発展が可能な社会に向けたリーダー、学際的新領域の創⽣に貢献できる⼈材を育成します。
※2023年度入学までは、大学院工学研究科 工学専攻【社会工学系プログラム(建築・デザイン分野、環境都市分野、経営システム分野)】
レジリエントな街づくり、都市・交通計画や環境保全、次世代統計的工程管理法、サービス設計・評価、戦略的人的資源マネジメント法等で活躍できる研究者・技術者が必要とされています。そのためには、環境、社会、経営に関する課題を解決し、持続可能な社会を構築するための高いレベルの知識と能力を習得する高度専門教育が重要です。
そこで、人々の活動を、活動空間としての都市や住居、組織やコミュニティー、自然環境、活動の生産性と美的価値、活動の計画性と多様性等、様々な側面から人々の活動と環境を包括的にとらえさせるためのシステムの企画、計画、設計、評価、構築、維持管理、改善に関する高度な専門知識・技術を身に付けます。
本プログラムは、研究・教育の充実のために、建築・デザイン、環境都市、経営システムの3つの分野から構成されています。また、社会人教育の一環としてマネジメントに関する社会人の短期在学コースを設けています。
建築の計画、建築構造の設計、人々の活動やサービスの設計ため、建築群の機能構成、建築設計プロセス管理、都市・景観の解析、歴史的建造物の保存、建築構造安全性の分析・設計、建築・都市環境・住環境の分析・保全、もの、こと、サービスの分析及びデザイン手法に関する専門知識・技術を学びます。
魅力ある都市社会、持続可能な都市、強靭な国土、まちづくりに資する高度専門技術者を育成するため、自然災害からの防御と自然環境の享受を両立する構造、耐震、材料、水理、地盤、計画、環境生態、環境復元、環境影響予測、数理・統計等の専門知識、環境、防災、エネルギー、維持管理等の視点からの技術と合理化を考える力、生態系への配慮に関する専門的知識・技術を学びます。
情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)やIoT(Internet of Things)技術により取得された様々なデータに基づき、幅広い産業分野でイノベーションを創出し、社会の多様なシステムを的確にマネジメントする技術者を育成します。学際性の高い複合領域として、工学、マネジメント技術、数理手法に加え、社会科学の知(経営学、心理学など)も活かしたデータサイエンスにより価値創成をおこなうことに力点を置いて、専門的知識・技術を学びます。